2010年8月24日火曜日

説得力のない北海道マラソン攻略法

日曜は北海道マラソンですね。

北海道マラソンは、2005年の冬につくばマラソンでサブ4を達成して念願の出場権を得て2006年に初出場しました。
しかし、当日は30度を超える暑さ、調整の失敗、給水地点の水がなくなるなど不運が重なり、完敗。ハーフまで到達しないうちに打ち切られてしまいました。

そして、2度目の挑戦は2年後の2008年、今度は事前に暑さ対策、スタミナ対策など北海道マラソン完走に向けて準備してきましたが、冷夏だったにも関わらず、この日だけはまた暑くなってしまい、体が暑さに対応しきれず、それでも必死に粘って32キロ過ぎ、ついに後方の白バイから中止命令が出てリタイアとなってしまいました。

それから1年後、2009年は、制限時間が緩和されて5時間となり、少々拍子抜けしてしまいましたが、2008年までの制限時間を意識して出走、30キロ過ぎまで苦しみましたが、北海道大学構内に入って元気になり、40キロ地点は、前年の制限時間の8秒前に通過して、ラスト2.195kmは今まで走ったフルマラソンで最速の11分台のスピードでスパートして、3時間59分17秒でゴール、3度目の挑戦でようやくサブ4で完走することができました。

目標達成したということで、今年は北海道マラソンの参戦はお休みし、同じ週の開催で気になっていた大会、長崎の五島列島での夕やけマラソンに参加してきます。北海道マラソンは、またコースが変わったら参加しようかと思っています。



ということで、完走確率3分の1なので、まったく説得力がないですが、北海道マラソンの攻略法です。


北海道マラソンを完走するためには、「暑さ」、「スタミナ」、「スピード」という3つの課題を克服しなければいけません。

【暑さ対策】
今年は今のところ雨の予報が出ていますが、気温は27度、昨年よりかなり高めで、蒸し暑くなりそうです。
晴れている場合は、折り返しを挟み、コースの3分の1を走る「新川通り」が日陰もなく、長い直線が続き、最大の難所になります。後ろにもひさしのある帽子、サングラスと共に、セームタオル(速乾性の汗ふきタオル)とネッククーラーなど、体温を上げないように心がける必要があるでしょう。
また、給水で頭にだけ水をかけても、顔に生温かい汗だけが垂れてくることもありますので、顔も十分に冷やすように心掛けましょう。最近のウェアは性能がいいので、あまり肌を露出させすぎないことも暑さ対策になるかと思います。


【スタミナ対策】
北海道マラソンでは、給食所が今までありませんでしたが。今年は28キロ地点に1箇所、設置されるようです。しかし、それだけでは十分とはいえないので、レース中の栄養補給のため、ゼリーやクエン酸系の顆粒などある程度持参して走る必要はあるでしょう。また、スタート時間が12時10分と中途半端なため、遅めの朝食で多めに食べておく必要はあるでしょう。(宿泊ホテルが朝食バイキングであればラッキーです。)

【スピード対策】
制限時間が伸びて、今までのように気にしなくてよくなりました。完走目的であれば前半はキロ6分ペース、サブ4を目指すのであれば、キロ5分半ペースであまり無理しないペースで走ることがよいでしょう。
最初の5キロは、前方に陸連登録の遅いランナー、後方に初マラソンだけど速いランナーが入り乱れて、走りづらいかもしれませんが、前方を気をつけながら、あまり蛇行せずにゆっくり進んだ方がいいかと思います。その後、創成トンネルに入ると、下りでペースを上げていけると思います。

【その他の対策】
大会当日は、まずドニチカ切符(地下鉄1日乗り放題)の購入をお勧めします。そして、地下鉄は中島公園の一つ先、幌平橋で下車した方が荷物預かりも近く便利でしょう。そして、トイレは幌平橋駅の近辺にありますし、駅改札内もドニチカ切符があれば、簡単に中に入れますので、比較的並ばずに済ませることができるでしょう。


25キロ過ぎの新川通りを折り返すと、はるか前方に、札幌駅のJRタワーが見えるので、精神的にも体力的にも一番辛いと思いますが、そこを過ぎれば、沿道の声援も増え、ラスト5キロからは北海道大学構内、北海道庁、大通公園と、完走への花道が続きます。(←と書いていたら走りたくなってきました。)

ゴールすると、完走メダル、そして、今年はミス北海道米からおにぎりが渡されるらしいので、頑張ってください。


おみやげは、個人的には

ルタオのドゥーブルフロマージュ http://www.letao.jp/item.shtml?id=703150228
モリモトのゆきむしスフレ https://morimoto-shinya.jp/yukimushi/yukimushisouffle/
小樽のフルーツトマト「アイコ」
がお勧めです。




北海道マラソン
公式サイト http://www.hokkaido-marathon.com/
北海道文化放送 http://uhb.jp/h_marathon/
北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2010hokkaido-marathon/

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)