2015年7月30日木曜日

2015北オホーツク100kmマラソン(その1:稚内・宗谷岬、前日編)

2015年7月26日(日)北オホーツク100kmマラソン(北海道) 100km

例年、7月最終週は奥武蔵ウルトラマラソンを走っていましたが、今年から開催時期が6月に変更になったので、今年は、北海道浜頓別町、日本最北端の100kmの大会、北オホーツク100kmマラソンを走ることにしました。

浜頓別町の最寄の空港は稚内空港。貯まったマイルで飛行機の便を予約しました。

7月24日(金)昼、羽田空港に向かう途中の山手線五反田駅で、電車が止まってしまい、焦りましたが、浅草線で泉岳寺まで行き、そこから京急に乗り換えて、無事、飛行機には間に合いました。

金曜午後の羽田ー稚内便に搭乗、右をみると、すべて空席、意外とガラガラの機内でした。


丘陵が広がる稚内市内を上空からみながら、15時過ぎに稚内空港に到着しました。
猛暑の東京と比べると、涼しいを飛び越えて半袖では寒いぐらいでした。


まずは、レンタカーを借りて、稚内市内をドライブしました。

海の向こうには利尻島の姿が見え、エゾシカも道路脇に歩いているのを見かけました。

稚内市内にある2つの岬の一つ、ノシャップ岬も、夏とは思えない涼しさでした。


その後、市内の民宿にチェックインして、歩いて散策。

日本最北端の駅、稚内駅を訪れました。
古びた建物を想像していたのですが、3年前に改築されたようで、綺麗な駅舎になっていました。


行先・時刻表示もアナログではありませんでした。



稚内駅から列車は1日8便ですが、市内中心部のバスは15分に1本、バスの本数は充実していました。


駅の隣に移動して夕食、ホタテラーメンと筋子のおにぎりを頂きました。


食事後、再び、市内を散策。
ロシアに近いこともあり、看板もロシア語表示をよくみかけました。



7月25日(土)
クーラーいらずの一夜を過ごして、宿をチェックアウト、丘の上の稚内公園を訪れました。

稚内市内は、海沿いは平坦ですが、内陸は丘陵となっていて、丘陵にいくと、海と街並みが見えて、とても綺麗です。





その後、エゾシカ、利尻富士を最後にもう一度見てから、宗谷岬方面に向かいました。




そして、ついに、宗谷岬に到着しました。
今年は、高知の室戸岬、足摺岬、静岡の石廊崎、北海道のノシャップ岬と岬をかなり訪れてきましたが、日本最北端の地、宗谷岬はやはり特別な感じです。





気温は20度、真夏とは思えない過ごしやすさです。


また、近くの流氷館を訪れると、氷点下13度の世界を体験できて、夏ということを完全に忘れてしまう感じになりました。


また、休憩所には、日本列島縦断達成者記録簿というものがありました。
歩いたり、自転車だったり、バイクだったり、車だったり、列車だったり、手段は様々ですが、あらゆる人が、この宗谷岬を起点に、旅行をしている様子が伺えました。




実際、宗谷岬の周辺には、大きな荷物とともに、自転車やバイクで日本列島縦断の旅をしていると思われる人をよく見かけました。


宗谷岬の内陸側は、丘になっていて、そこからの景色もまたよく、数多くのモニュメントや灯台も見る事ができました。





ラーメン屋さんもありました。



その後は、いよいよ、明日の大会会場の浜頓別町に向かいました。

途中、猿払村で休憩しつつ、左にオホーツク海を見ながら雄大な道を運転していきました。


午後、雨が降ったり止んだりの中、浜頓別町に到着しました。


人口4000人弱の小さな町ですが、会場は大きな多目的アリーナでした。



受付を済ませて、前夜祭まで時間があったので、浜頓別町からさらに30km南へ下った枝幸町に向かい、土、日と宿泊するホテルにチェックインしました。


テレビでは、高校野球南北海道大会の決勝が行われていて、北海高校が優勝、甲子園の出場を決めていました。


夕方、再び、車で浜頓別町に向かいました。
(北海道だと30kmも近距離に感じてしまいます。)

参加費無料の前夜祭は、賑わっていました。






来年の東京から浜頓別まで航空券、宿泊券付きツアー等が当たる抽選会は、残念ながら当たりませんでしたが、地元の料理、ホタテ、乳製品など、お腹いっぱい頂きました。


枝幸町に戻って、北海道のコンビニ、セイコーマートで翌日の朝食や飲み物を調達して、お風呂に入って、翌日のレースに備えて、早めに就寝しました。

その2へつづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)