2015年8月1日土曜日

2015北オホーツク100kmマラソン(その2)

北オホーツク100kmマラソン(北海道) 100km
つづきです。

2015年7月26日(日) 大会当日
http://www.north100.jp/

午前2時45分起床。午前5時スタートの大会は2年前の阿蘇カルデラ以来、さすがに眠いです。
朝食、着替えをして、午前3時50分頃、枝幸町のホテルを出ました。

道北ということで、午前3時台でも、空は既に明るくなっていました。


会場までは、自分で車を運転して向かいます。ペーパードライバーなので、ウルトラマラソンの前に運転するのも初体験でした。


 オホーツク海から上る朝日を見ながら、午前4時半前に、浜頓別町のスタート地点に到着しました。

すでに多くのランナーが集まっています。


中間点の50kmとゴール後の荷物を預けて、トイレに入り、スタートラインに向かいました。



浜頓別町マスコット スワットン


 100kmの自己ベスト2009年のサロマ湖 (完走記)の12時間13分で、その後、2010年野辺山、2012年飛騨高山、2013年阿蘇カルデラと高低差がきつく、記録を狙うというムより制限時間内の完走を目標に走ってきていたので、久しぶりの自己記録の更新が目指せるチャンスです。

しかし、一方で、調子は上がっておらず、制限14時間以内の完走もできないかもしれないという不安も残しつつ、とりあえず、設定タイムは今回は設けず、前半はイーブンペースを意識して、後半は集中力を大事にして、歩かないことを目標に走ることにしました。


午前5時、100kmの部、372人がスタートしました。


気温は18度、曇り、真夏とは思えないマラソン日和となりました。

前半は町の北側、猿払村を周回する比較的フラットなコース、50kmで一旦スタート地点に戻り、後半は、町の南側を周回する比較的アップダウンの多いコースとなっています。

 最初は、クッチャロ湖畔を走ります。


早朝、湖畔の空気は気持ちいいです。


湖畔でキャンプをしている人の声援を受けながら、走っていきます。



最初の1キロ、2キロは、 キロ6分半を切るペースで、決して速くはないですが、遅すぎず、前半としては順調なタイムで進んでいきます。


一旦、町の中心のスタート地点付近を通過して、国道238号を北上するコースに入りました。


 5kmは32分20秒で通過。とりあえず、このペースでできるかぎり維持して、前半は走りたいところです。




よつ葉乳業宗谷工場を過ぎると、右折して、果てしなく地平線が続く、草原が続く道に入りました。

風が吹いていたら、結構きつい場所ですが、この日は、微風でとても走りやすいコンディションで、自分の走りに集中して、マイペースで進んでいきます。


8キロ以上続く、エヌサカ直線道路、後半だったらきつく感じるところですが、前半だったので、よいリズムで走っていけました。




10km、15kmと多少ペースにずれはありますが、平均キロ6分半を切るペースで進んで行きます。



長い直線道路が終わりましたが、同じような風景が続きます。


20kmの給水でリフレッシュして、再び走って行きます。
折り返し地点があり、先を行くランナーとすれ違って、元気をもらいます。



 右側には、オホーツク海が見えたところで、第1折り返し地点。とはいっても残り80キロ弱、まだまだ先は長いです。



ずっとフラットな道が続いていましたが、コースに多少のアップダウンが出てきました。

多少の坂がある方が、メリハリがあって、気分的にも楽です。



キロ6分半を維持して、コースは再び国道238号線に入りました。



 30キロは、3時間14分。ほぼ予定通りで、通過しました。



 国道238号線に別れを告げると、100kmの3分の1が終了。
ここまでは、ほぼ平坦でしたが、ここからアップダウンの連続となります。



丘を越えると、給水だったり、絶景が広がったりと、コースは厳しくなりますが、景色に変化が出て、気分的には楽しくなってきました。


 このあたりから、雨がぽつり、ぽつりと降ってきました。


ペースもアップダウンが続いたことで、徐々に落ちて、キロ7分台になってきました。



40キロを過ぎ、42.195km地点を 4時間39分台。6年前のサロマ湖とほぼ同じタイムで通過。自己ベストの可能性を残して、ペースは落ちつつも順調です。


雨は、一旦、収まりましたが、コースは平坦な場所がなく、上ってるか下っているかが続いています。

熱烈な応援も受けました。


コースは厳しくなりますが、中間点が近づいた事で、少し元気が出て、ペースを維持して、最後の坂も上っていきました。


 街中になり、沿道からの応援も増えてきました。


スタート地点に戻って、50km通過。5時間35分27秒。
この時点で6年前のサロマより3分ほど遅いタイム。後半、頑張れば、まだまだベストが狙える状況です。

荷物を受け取り、栄養補給をして、この後降るであろう雨対策をして、トイレに入り、一通り準備をして、外に出ました。


エイドでは、果物、うどんなど十分補給して、後半戦スタートしていきました。



その3へつづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)