2015年6月12日金曜日

2015第1回信州安曇野ハーフマラソン

2015年6月7日 信州安曇野ハーフマラソン (長野)

まさか、実家の前がコースになるなんて。
地元、安曇野市が合併10周年を記念して行われた信州安曇野ハーフマラソンに参加してきました。

2015年6月6日(土)大会前日午後 スーパーあずさで新宿から松本へ


松本駅で降りると、東京よりも涼しく爽やかな気候でした。


松本駅は、明日大会出場すると思われるランナーと共に、明日、サッカーJ1松本山雅戦を応援すると思われるFC東京のサポーターが数多く見られました。

なかなか帰省時に松本山雅のサッカーの試合と重なることがないので、
レース後、観戦しようと松本駅近くのコンビニ、金券ショップでチケットの購入を試みたのですが、すでに完売していました。松本山雅の人気の凄さを改めて感じました。

松本から大糸線で、実家のある安曇野へ。
安曇野市では、合併前、三郷アップルマラソンなど開かれていましたが、合併を機に、大会が消滅していました。

しかし、2015年、合併10周年を記念して、安曇野市でハーフマラソンが行われることになりました。

10月のプレ大会は、違うコースで1000人規模で行われましたが、今回のコースは、まさかの実家の前がコースとなっていました。さらに、定員が5000人という、田舎では考えられない大規模です。
(集まっても3000人ぐらいかと思ったのですが、募集の早い段階で5000人を越えるエントリーがありました。)

5000人がここを走るのかと、電車から見える風景をみて、何とも感慨深くなりました。

実家に着いてからは、明日のコースをチェックしました。


小学校、中学校、高校と通った道に
距離表示、仮設トイレの設置、マラソン大会の準備が着々と進められていました。

大会会場の豊科南部総合公園は、いつもは、人がまばらで、寂しい雰囲気が漂っているのですが、
2014年12月31日撮影
仮設テント、音響、カメラなど準備が進められていて、別の場所のようです。


本当にここで、マラソン大会が開かれるんだと、実感しつつ、家に戻りました。


2015年6月7日(日) 大会当日
晴れてくれました。北アルプスも見えます。
最高の天気になりました。


午前8時前、走る格好で、実家から歩いて会場まで向かいました。


緑の芝生に5000人集まっていました。


改めて凄いと感じ、写真を撮りまくってしまいました。




事前に大会Tシャツが送られていたこともあり、青いTシャツが目立っていました。



開会式の後、スタート地点へ。
交通量の多い農免道路が封鎖され、5000人のランナーが並びました。


午前9時 ハーフマラソンがスタートしました。


2週間前に土佐乃国横断遠足242km走ってから、長い距離を歩くことはありましたが、走ってはいなかったので、この日は、1時間50分ぐらいでの完走を目指しました。


最初は母校の豊科南中学校、県立こども病院に向けて下り坂


小学校の時に町の運動会のマラソンで、ここがコースになっていたことをふと思い出しながら、左折して北アルプスが望める国道147号線のバイパスに入りました。

学生時代は、なかった道ですが、今は松本へと結ぶ重要な道となっているところ。その道を全面通行止めにして走れるというのは、凄いと感じつつ、気持ちよく走って行きます。


実家近くの国道147号線も、この日は車ではなく、5000人が走る異様な光景です。


よく利用してきた道、沿道から応援もたくさんありました。


成相の信号で左折、コースでは最大の高低差の大糸線の高架橋を渡ります。


その後、左折して、住宅地へ、道祖神を見ながら、狭い路地を進んで行きます。



この日のために用意された幟、大会への意気込みが感じられます。


安曇野の田園風景の中、心配された風もこの日はほとんどなく、心地よく走って行きます。


5km手前にゲストの有森裕子さんのハイタッチの応援があり、農業用水路「拾ケ堰」沿いの道に入り5km通過。24分50秒。やはり、今日はあまり速いペースでは走れないと感じ、無理をしないペースで進むことにしました。



安曇野の田園地帯、最近は、麦畑も増え、住宅や道などが変化している一方で、常念岳など北アルプスの風景は子供の頃と変わりません。


そんなことを感じつつ、旧堀金村の道を走っていました。



若干ペースを落としつつ、10km地点を通過、この5kmは25分49秒でした。


ここからしばらく、拾ケ堰を挟んで、往路と復路が重なる道で、速いランナーを右に見ながら走ります。



空が青い、水も青い、山も青い、Tシャツも青い。それぞれ違った青い風景を見ながら、大声援を受けて、折り返し地点を曲がりました。


遠くにゴール地点近くのこども病院の赤い建物を見ながらの復路の道。
湿度が低く爽やかですが、気温は高めで、喉が渇きやすくなってきました。


水をしっかりとって、ラストに備えます。

5000人で制限3時間、後ろにも、かなり多くのランナーがいて、すれ違いも賑やかです。


15kmまでの5kmは26分19秒。とりあえず、目標の範囲内なので、あとはゆっくりマイペースで走ります。


再び、有森裕子さんの応援があり、その後、旧豊科町、JR大糸線の高架橋を再び越えます。



旧豊科町の中心市街地に入り、賑やかになってきました。
チューチューアイス、まんじゅうなどのエイドがあり、残り数キロに備えました。




ここからゴールまでは、特に、よく利用していた道だけに、何とも不思議な感覚で、走って行きます。


147号線を往路より手前で、左折、いよいよ実家が近づいてきました。


そして、両親に応援されて、家の前で立ち止まり記念撮影して、通過していきます。



昔は非舗装の道、その後、舗装され、住宅も増えて、学生の頃とイメージは変わりましたが、実際に5000人のランナーと共に、この道を走っている、本当に不思議な感じでした。


母校の豊科南小学校を通過して、そして、20km。ゴールが近づいてきました。


ラスト1キロを切って、沿道の応援も増えて、その中をゆっくり、楽しみながらゴールまで走って行きました。



1時間50分。地元の道を楽しみつつ、フィニッシュしました。


レース後は、完走賞のお米、ドリンク、記録証を受け取り、




おにぎり、トマト、たまねぎスープなどを頂きました。





天気が良く、芝生でくつろげました。



着替えなどは、実家においてあるので、コースを逆走する形で戻りました。


制限3時間ということで、長野マラソンと比べると、女性ランナーが多く、年齢層も若い感じでした。





豊科南小学校前は、2時間42分の関門閉鎖があり、惜しくも通過できないランナーなどドラマがありました。

第1回大会。地元の大会だけに、逆に厳しい目で見てしまうのですが、
とりあえず、最高の天気で行えたことで、参加されたランナーの皆様、楽しまれてよかったと思います。

今後は、以下のようなことも検討すれば、よりよい大会になると思います。
・雨対策→公園内は屋根がない
・給水対策→6月開催なので、もう1カ所ぐらい増やしてもよいかも
・距離→フラットなコースなので、公認コース取得するのもよい。(今回は結構、短かった気がします。)
・手荷物預かり→スタートブロック順だと特定の時間に特定の場所だけ混むので、ナンバーカードの下1桁などタイムと関係のない区切りで荷物預けのゾーンを設定する。
・出店→安曇野のお土産品を売店を増やす。
・小学生の部の設置→子供も楽しめる大会にする。

2015信州安曇野ハーフマラソン (動画)


LAP TIME
  0-  5km 24:50 (4:58.0/km)
  5-10km 25:49 (5:09.8/km)
10-15km 26:19 (5:15.8/km)
15-20km 27:26 (5:29.2/km)
20-Finish 06:08 (5:35.3/km)
ネットタイム 1:50:32 (5:14.4/km)
グロスタイム 1:50:54

参加賞・完走賞:Tシャツ、お米(5合)、おにぎり、スポーツドリンク、トマト、たまねぎスープ、マシュマロ、温泉等各種割引券

結果
男子
1 牛山純一(茅野市役所)1:06:33
2 塩原 大(松商学園)1:07:15
3 岡田 健 (神奈川県)1:09:00
女子
1 内山真由美(山梨学院大学)1:20:01
2 伊藤 恵梨(愛知県) 1:20:55
3 安川沙弥香(ランバディ)1:21:28

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)