2011年8月31日水曜日

2011遠野じんぎすかんマラソン(その1:レース編)

遠野じんぎすかんマラソン (2011年8月28日(日))

8月の最終週、一昨年は北海道、昨年は長崎五島列島、今年は岩手県遠野へ4年ぶりの大会出場です。

4年前ジンギスカンに釣られて参加したのですが、遠野の昔の田舎の面影を残す風景に魅せられて、さらに仕事で訪れる機会があり、震災後も6月に訪れて、今回で4度目の遠野になります。

遠野は岩手県の内陸部にあり、宮古、大槌、釜石、大船渡、陸前高田など、今回、甚大な被害を受けた三陸海岸の都市の災害支援・ボランティア活動拠点として、震災発生当時から活動しています。

今回はさすがにマラソン大会は中止になるかと思ったのですが、ハーフマラソンは中止で、最長10キロになりましたが、開催されることがわかり、日曜にマラソン、月曜にボランティアの予定で遠征を決めました。
8月27日(土)、遠野は災害復旧に携わる関係者やボランティアの方などで宿泊施設は満室状態が続いていて、予約が取れなかったので、夜行の高速バスで秋葉原から遠野に向かうことにしました。

高速バスは1年ぶり、前回は寝るのに苦労しましたが、今回は5時間ぐらいは寝ることができました。朝5時45分、道の駅遠野風の丘に到着しました。新幹線を利用しても在来線を乗り継いで遠野まで5時間かかるので、乗り継ぎなしの高速バスで7時間半は、結構快適でした。
 

道の駅では、岩手地産地消の自販機があり、遠野りんごジュースを飲みながら、会場まで歩き始めました。
(大会会場は一つ先のバス停(遠野駅)の方が近いのですが、早く着き過ぎてしまうので、約3キロ近く、ウォーミングアップで歩くことにしました。)
8月なのに早朝は肌寒く、田舎の道は歩いていて心地よかったです。
 

遠野駅に到着、カッパがたくさんいます。そこから歩いて10分、会場に到着しました。
受付をすまして、朝7時過ぎ、スタートまでは、まだ3時間あったので、スタート地点の喫茶で朝食をとりました。
 

朝8時を過ぎると、人が集まりはじめ、日も差し始め暑くなってきました。体育館で寛ぎつつ、ウォーミングアップをしつつスタートを待ちました。
 


ゴール後、振る舞われるジンギスカンの準備も始まりスタートが近づいてきました。
3キロの部、5キロの部が先にスタートし、10キロの部が始まる前には、真夏の暑さになっていました。

10時10分、10キロの部がスタートしました。今回は、夜行バスでの出場、暑いこともあり、前半は抑えて走りました。遠野市街地での長閑な応援を受けながら、フラットなコースを走って行きました。
キロ4分50秒前後、ベストの時のハーフマラソンよりも遅いペースですが、暑さでそれほど楽ではありませんでした。5キロ24分強で折り返して後半に入りましたが、思ったほどペースを上げられず、むしろ追い抜かれることも。。。10キロの部は400人程の参加ですが、公認コースということもありレベルの高いランナーが多い気がしました。

今日、ハーフマラソンでなくて良かったと思いつつ、ラスト1キロ、ジンギスカンの香りが漂いはじめた中心市街地を走りぬけてゴールしました。
48分43秒、終わってみればイーブンペース、タイム以上に疲れたレースでした。

0-5km 24:15
5-10km 24:28
参加賞:Tシャツ、じんぎすかん
 

体育館でシャワーを浴びて、お待ちかねジンギスカン、4年前はハーフマラソンだったので、完走後は暑さと疲れであまり食べられなかったのですが、今回は、美味しく頂きました。

長閑な街、長閑な雰囲気、地元の温かさを感じられた大会でした。


※ 遠野のジンギスカンは穴あきバケツを使うのが特徴で町の金物屋さんで売っています。(写真左)
※ 遠野市のジンギスカンの元祖のお店(写真右)

その後、今回の震災で市内で一番大きな被害を受けた遠野市役所へ行きました。
3か月前は庁舎が残っていましたが、現在は取り壊されて更地になっていました。
(市役所機能の大半は、市内のショッピングセンター内に移動しています。)


6月の遠野市役所

現在の市役所












それから遠野駅に戻ると、街中を馬車が走っていました。



午後は、駅でレンタサイクルを借りて、市内を散策、朝と同じく再び道の駅に立ち寄り、ジンギスカン定食を食べました。
(遠野市内中心部を車も少なく静かですが、バイパス沿いになると、交通量も激しく、人も多く賑わっています。)


さらに、自転車で30分ほどかけて南部曲り家千葉家へ行きました。地震の影響で一部損壊があり、ブルーシートがかぶせられていましたが、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえました。


帰りは、ごまソフトクリームを食べつつ、再び自転車を飛ばして、遠野駅に戻って返却。日曜の夜は宿がとれたので、駅前の民宿にチェックインして、明日行うボランティア活動のため、遠野市総合福祉センターに徒歩で向かいました。

  (ボランティア編に続く)
2007年遠野じんぎすかんマラソン http://marathon-world.blogspot.com/2007/08/blog-post_544.html
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2011年8月30日火曜日

2011世界陸上 女子マラソン 結果

世界陸上女子マラソンは、初のケニア勢表彰台独占で、アフリカ勢強しが印象づけられたレースでした。

日本選手は、尾崎選手が思ったような走りはできませんでしたが、ほぼ実力通りの結果と言えるでしょう。日本にとっては、暑くなって、早めに集団がばらければ、良かったのですが、今回は気温が26度で、思ったほど上がらず、それでいて前半スローペースで32キロ過ぎまで大きな集団で、ラスト10キロがスピード勝負となってしまったことが災いしました。

赤羽選手も35キロからの5キロが16分30秒とかなり速く走っているのですが、それ以上の走りをしたケニア勢が一枚も二枚も上手でした。

今回は、普通に走っても速いアフリカ勢が、チームプレイで出るタイミング、給水などをしていた感じで、日本選手も、アフリカ勢に対抗するためには、早めに集団をばらけさせて、サバイバルレースのような展開にするため交互に引っ張りあうなど、チームで戦略を立てる必要があるのではと感じました。

ロンドン五輪は、今回有力選手が出なかったロシア勢も加わるので、かなり厳しくなりそうです。
一方、日本女子の五輪代表争いは、混沌としてきました。赤羽選手が多少前進しましたが、現在、ずば抜けて強い選手がいない状況で、福士選手、絹川選手あたりが参戦してくれば面白くなりそうです。

世界陸上 女子マラソン 結果

2011年8月27日(土) 9時スタート(韓国・テグ)
 
1位 2:28:43  E.N.キプラガト (ケニア)
2位 2:29:00  P.ジェプトゥー (ケニア)
3位 2:29:14  S.J.チェロップ (ケニア)

4位 2:29:21  B.ベケレ (エチオピア)
5位 2:29:35  赤羽 有紀子 (日本)
6位 2:29:58  朱 暁琳 (中国)
7位 2:30:13  I.アンデルソン (スウェーデン)
8位 2:30:25  王 佳麗 (中国)

 9位  2:30:29 M.バロシュ (ポルトガル)
10位  2:30:52 中里 麗美 (日本)
11位  2:31:11 陣 栄 (中国)
12位  2:31:22 A.ケベデ (エチオピア)
13位  2:31:29 I.J.コスゲイ (ケニア)
14位  2:31:37 A.ベイサ (エチオピア)
15位  2:31:58 T.ハメラ シュミルコ (ウクライナ)
16位  2:31:58 賈 超風 (中国)
17位  2:32:04 T.ムーディー (アメリカ)
18位  2:32:31 尾崎 好美 (日本)
19位  2:33:42 野尻 あずさ (日本)
20位  2:33:47 L.デュラ (バーレーン)

21位  2:34:21 O.ブルコフスカ (ウクライナ)
22位  2:35:16 伊藤 舞 (日本)
23位  2:35:39 M.プラクシナ (ロシア)
24位  2:35:57 S.パートリッジ (イギリス)
25位  2:36:05 D.ロバチェブスケ (リトアニア)
26位 2:36:10 王 雪芹 (中国)
27位  2:36:41 L.C.ストゥブリッチ (クロアチア)
28位  2:37:05 キム ソウウン (韓国)
29位  2:37:07 C.ロティッチ (ケニア)
30位  2:37:28 K.ニューベリー (アメリカ)
31位  2:38:16 R.カルマー (南アフリカ)
32位  2:38:23 A.ミケイグ (アメリカ)
33位  2:39:25 T.ホロフチェンコ (ウクライナ)
34位  2:40:23 イ スッチョン (韓国)
35位  2:42:28 チョン ユンヒ (韓国)
36位  2:42:56 B.ドガン (トルコ)
37位  2:43:59 A.V.シャルクウィク (南アフリカ)
38位  2:44:35 C.デレク (アメリカ)
39位  2:45:58 L.オツゴンバヤル (モンゴル)
40位  2:46:44 Z.ゴメス (アメリカ)
41位  2:47:21 J.トリビオ (ペルー)
42位  2:50:51 A.ディクソン (イギリス)
43位  3:03:34 パク チュンスク (韓国)
44位  3:10:06 チュエ ボーラ (韓国)
45位  3:28:30 M.マファタ (レソト)
46位  3:49:48 S.ウィンテルダル (アルバ)

<ラップタイム>
 5km 0:18:34 (18:34)3:43/km    Bezunesh BEKELE (ETH)
10km 0:36:26(17:52) 3:34/km   Bezunesh BEKELE (ETH)
15km 0:54:11(17:45) 3:33/km   Atsede BAYSA (ETH)
20km 1:12:39 (18:28) 3:42/km  Priscah JEPTOO (KEN)
25km 1:30:35 (17:56) 3:35/km  Priscah JEPTOO (KEN)
30km 1:48:35 (18:00) 3:36/km  Caroline ROTICH (KEN)
35km 2:05:20 (16:45) 3:21/km  Edna Ngeringwony KIPLAGAT (KEN)
40km 2:21:30 (16:10) 3:14/km  Edna Ngeringwony KIPLAGAT (KEN)
Goal  2:28:43 (07:13) 3:17/km   Edna Ngeringwony KIPLAGAT (KEN)

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2011年8月22日月曜日

2011世界陸上 女子マラソン エントリーリスト(8/26現在)


まだ変更があると思いますが、女子マラソンの出場選手が発表されました。 (8/26修正)

自己ベスト順に並べると、尾崎好美選手は8番目のタイム、メンバー的にもメダルを狙える可能性があるといえるでしょう。

しかし、テグの気温が当日は思ったほど高くならないということで、逆に日本選手にとって不利に働きそうな気もします。



世界陸上 女子マラソン エントリーリスト (8月27日 午前9時スタート)

 1  2:19:51 <249> ZHOU Chunxiu (中国)
 2  2:20:46 <578> Edna Ngeringwony KIPLAGAT (ケニア)
 3  2:22:04 <339> Atsede BAYSA (エチオピア)
 4  2:22:38 <353> Aselefech MERGIA (エチオピア)
 5  2:22:43 <572> Sharon Jemutai CHEROP (ケニア)
 6  2:22:55 <575> Priscah JEPTOO (ケニア)
 7  2:23:09 <340> Bezunesh BEKELE (エチオピア)
 8  2:23:30 <552> 尾崎 好美 (日本)
 9  2:23:41 <829> Isabellah ANDERSSON (スウェーデン)
10  2:23:44 <355> Dire TUNE (エチオピア)
11  2:23:57 <250> ZHU Xiaolin (中国)
12  2:23:58 <349> Aberu KEBEDE (エチオピア)
13  2:24:09 <534> 赤羽 有紀子 (日本)
14  2:24:29 <547> 中里 麗美 (日本)
15  2:24:33 <348> Koren JELELA (エチオピア)

16  2:25:04 <718> Marisa BARROS (ポルトガル)
17  2:25:29 <549> 野尻 あずさ (日本)
18  2:26:12 <240> WANG Jiali (中国)
19  2:26:35 <932> Colleen DE REUCK (米国)
20  2:26:49 <218> CHEN Rong (中国)
21  2:26:55 <542> 伊藤 舞 (日本)
22  2:26:56 <182> Lishan DULA (ブルネイ)
23  2:27:00 <311> Alessandra AGUILAR (スペイン)
24  2:27:07 <778> Margarita PLAKSINA (ロシア)
25  2:27:44 <895> Yuliya RUBAN (ウクライナ)
26  2:27:51 <902> Kateryna STETSENKO (ウクライナ)
27  2:28:02 <764> Elza KIREEVA (ロシア)
28  2:28:14 <880> Tetyana HAMERA-SHMYRKO (ウクライナ)
29  2:28:17 <241> WANG Xuequin (中国)
30  2:28:31 <876> Olena BURKOVSKA (ウクライナ)
31  2:28:57 <581> Irene Jerotich KOSGEI (ケニア)
32  2:29:27 <608> KIM Sung-eun (韓国)
33  2:29:40 <223> JIA Chaofeng (中国)
34  2:29:46 <587> Caroline ROTICH (ケニア)

35  2:30:30 <779> Tatyana PUSHKAREVA (ロシア)
36  2:30:46 <271> Lisa Christina STUBLIC (クロアチア)
37  2:30:50 <594> CHUNG Yun-hee (韓国)
38  2:30:53 <963> Tera MOODY (米国)
39  2:31:37 <881> Tetyana HOLOVCHENKO (ウクライナ)
40  2:32:33 <738> Tanith MAXWELL (南アフリカ)
41  2:32:51 <943> Zoila GÓMEZ (米国)
42  2:33:59 <793> Epiphanie NYIRABARAME (ルワンダ)
43  2:34:01 <611> LEE Sook-Jung (韓国)
44  2:34:13 <403> Susan PARTRIDGE (英国)
44  2:34:13 <592> CHOI Bo-ra (韓国)
46  2:34:47 <737> René KALMER (南アフリカ)
47  2:34:51 <385> Alyson DIXON (英国)
48  2:34:53 <859> Bahar DOGAN (トルコ)

49  2:35:06 <634> Diana LOBACEVSKE (リトアニア)
50  2:35:23 <966> Kathy NEWBERRY (米国)
51  2:35:32 <742> Annerien VAN SCHALKWYK (南アフリカ)
52  2:35:47 <142> Lucia KIMANI (ボスニアヘルツェゴビナ)
53  2:36:11 <614> PARK Jun-Sook (韓国)
54  2:37:29 <960> Alisa MCKAIG (米国)
55  2:39:50 <653> Luvsanlkhundeg OTGONBAYAR (モンゴル)
56  2:41:10 <697> Judith TORIBIO (ペルー)
57  2:42:40 <696> Jemena MISAYAURI (ペルー)
58  2:43:08 <630> Moleboheng MAFATA (レソト)
59  3:42:11 <107> Shariska WINTERDAL (アルバ)

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2011年8月11日木曜日

2011奥武蔵ウルトラマラソン

2011奥武蔵ウルトラマラソン http://sportsaid-japan.maxs.jp/

2011年8月7日(日)

「一番高い所に登って 一番光る星を掴んだ
一番辛い道を選んで 一番強い心をまとった」


最近、J-POPすぎる校歌として話題の愛知県・至学館高校校歌の一節ですが、

まさしく、奥武蔵ウルトラマラソンは、この詞の通り、
標高差800m、真夏の厳しい大会です。



5年連続5回目の夏、今年も一番光る星を目指し、強い心を求め、77km走ってきました。


過去4回、唯一9時間を切ったのは、2年前、8月とは思えない寒さで、暑さに苦しむことなく、ゴールできました。その他は、レース序盤、暑さと上り坂に苦しみ、リタイア寸前のところまできて、35キロ過ぎてから、体力が回復して、後半の下りで挽回するパターンが続いています。

1回目10時間11分 (75km)  猛暑 午後から雷雨
2回目 9時間46分  曇りがち 気温も低め
3回目 8時間57分  雨 寒め
4回目 9時間46分 猛暑

今年は、ここ数週間、涼しい日が続いていましたが、週末にきて、気温が上昇してきました。大会当日の朝も曇ってはいましたが、じめじめとした気候、今年も暑さに苦しむ大会を予感しました。

飯能に前泊して、八高線の走る東飯能駅に向かうと、ランナーでいっぱいでした。会場の毛呂山総合公園には、朝5時40分頃到着、スタートの準備を進めました。

過去の5キロごとのラップタイムを振り返ってみると、15キロ~35キロの上り区間で、いい時と悪い時で30分近くが差が出ているので、この区間を踏ん張ることを目標にしました。

2010  / 2009 / 2008
15-20km  45:57 /  37:57 /  44:01
20-25km  47:55 / 37:50  / 47:33
25-30km  44:38 / 39:29  / 46:23
30-35km  48:23 / 43:31 / 48:09

朝7時、浴衣、ウェデングドレス、メイド、デビルマン、ガッチャマン、マリオ、バルタン星人(いわて銀河チャレンジマラソン常連)等、例年以上に、様々な衣装?のランナーも集結して、真夏の祭典がスタートしました。

最初の17キロは、奥武蔵グリーンラインに入る前に、毛呂山のアップダウンある道を周回、ここは坂としてはまだ序の口なので、力をセーブしたいところですが、早朝とはいえ、標高が低い分、一番暑さを感じるところで、今年も徐々に体力が消耗していきました。

5キロは31分、10キロは35分で通過、感覚よりも、タイムが悪く、過去のレースでも高湿度の時は、大失速しているので、嫌な予感がよぎりました。それでも昨年よりは余裕を持って、鎌北湖を通過しました。

ここから、約30キロ先の折り返しまで、上り基調の道が続きます。例年、吐き気を催すなど、かなり苦しむのですが、苦しい時間帯は限定的で、すぐに回復するのですが、今回は、徐々に徐々に、体調が悪くなってきて、回復する兆しが見られません。20キロは、昨年よりも早いタイムで通過したのですが、それ以降は、昨年よりもタイムが落ちてきました。

そして今回は、長い上り坂はそこそこ耐えて走っているのですが、得意の下り坂で追い抜かれることがしばしばで、例年とは全く異なる展開になりました。

3キロ毎に訪れるエイドが待ち遠しく、今年値上がりしているスイカを食べ、氷で体を冷やし、コーラ、緑茶、スポーツドリンクとたくさん水分をとって、回復を待ちました。

今回は、折り返し地点以外にも、水着のお姉さんがいて、水をかけてくれます。沈みかけた気持ちを癒してくれます。

30キロから35キロの5キロは、50分かかってしまいました。いつもなら、ここからペースアップしていけるところなのに、明らかにだるさ、吐き気は熱中症の症状、寝転がりたいという衝動に駆られながら、だましだまし走っていきました。

仲間からの応援、差し入れも、意識が朦朧としていて、しっかり応えることもできず、それでもいつか楽になれると思って、折り返しに向けて走っていきました。

昨年の方が気温は高かったと思いますが、山の上との温度差があった分、上では涼しく感じられたのですが、今回は、山の上でもあまり気温が下がらず、湿度も高く、激しく暑さを感じながらレースが続いていきました。

42.195キロは、5時間42分で通過、昨年よりは3分ほど速いタイムでしたが、昨年のような余裕がありません。それでも、人とのすれ違いが多くなり、元気をもらいながら、何とか折り返し地点まで到達しました。

かき氷を食べて、クールダウンして、残り30キロの復路の道を走り始めました。

例年だったら、ごぼう抜きが始まる復路も、今回は依然として、苦しい状態が続きました。一旦、回復しかけたかなと思ってペースを上げても、また苦しくなって、歩くようなスピードになって、後半も、抜かれることがしばしばでした。
55キロから60キロは40分台で、昨年より9分遅いタイムとなってしまいました。気温がもう少し下がってくれれば、楽になれるのにと思いつつ、エイドで登場したノンアルコールビールを一気に飲み干しました。

残り15キロあたりでは、ようやくポツリポツリと雨が降り始めました。もっとたくさん降ってくれと思いつつも、30分ほどで雨はやんでしまいましたが、この雨でようやく体が楽になってきました。

途中、熱中症で道端で嘔吐しているランナーがいて、近くのランナーと偶然車で通りかかった応援の人と手当を行った関係で、60キロから65キロも40分かかってしまいましたが、ラスト10キロになって、ようやくエンジンがかかってきました。

このあたり、最後のきつい上り坂があるのですが、一気に駆け上がり、ようやく気持ちよい走りができるようになりました。昨年のタイムの更新は絶望でしたが、せめて10時間は切ってゴールしたいと思い、最後の力を振り絞りました。

ラスト5キロで9時間30分、キロ6分を切れれば何とかなりそうです。きつい下り坂もブレーキをかけずに下っていきます。鎌北湖の最後のエイドは素通りでした。残り2キロ地点、9時間45分で通過、どうやら10時間切りは安全圏に入りました。

ゴールに向けての緩い下り坂を走っていると、空が急に暗くなってきました。夕方5時前で、不気味なほどの暗さで、ただ事ではない状況、10時間切りの次は、雷雨との戦いが始まりました。雷雨の前にゴールしたいと思ってペースを上げたのですが、轟音と稲光と共に、大量の雨が降りはじめてきました。

数百メートル前後で、雷が何度も鳴り響いて、恐怖との戦いとなってきました。といっても、もうゴールするしかないので、とにかくゴールを目指しました。


昨年は9時間46分でゴールしていただけに、その時間で走れていたら雷は避けられていたかもと頭をよぎると、すごい自然の罰ゲームだなと思ってしまいました。

ゴール手前数百メートルになると、激しい雨の中、応援している人、誘導している人が見られます。ラスト100m、「ゴールが撤収されていたら、どうしよう」と余計な心配をしてましたが、ちゃんとゴールゲートにテープが張られていました。

波乱万丈のレースは雷雨の中、終わりました。

9時間56分、昨年よりも調子が良かっただけに、悪いなりに耐えたと思いますが、悔しい結果でした。

ゴールして、完走証を発行してもらっても、この雨では、濡れるどころで済まないので、とりあえず、先に体育館に入ることにしました。

激しすぎる雨で、普段なら汗臭いウェアも洗い流されて清潔?に、シューズもスタート前よりも綺麗に変化し、体もシャワー後のような爽やかさ?になっていました。(携帯電話もジップロックで完全ガードしていて問題なし)ということで、雷さえなければ、ゴール前の雨も良いものだと感じました。


しかし、雷雨はその後も続き、ついに会場が停電、体育館内は真っ暗になってしまいました。(完走証の発行も停電でできなくなっていました。)久しぶりの停電を経験した気がします。


夜7時前には雷雨はおさまり、東武線経由で、帰路につきました。(例年どおり、飯能経由で帰っていたら、電車が運休していたので、東武線で帰れてラッキーでした。)

奥武蔵ウルトラマラソン5回完走のうち、3回雨で、うち2回雷に遭遇しましたが、色々と試練を与えてくれる大会、また来年もこの試練を越えていきたいと思います。

参加賞:Tシャツ、ゼリー

**********************
LAP TIME ( )は、昨年

 0-  5km 31:36 (32:05)
 5-10km 35:20 (35:57)
10-15km 30:27 (31:30)
15-20km 41:17 (45:57)
20-25km 47:01 (47:55)
25-30km 45:52 (44:38)
30-35km 50:49 (48:23)
35-40km 42:18 (41:39)
40-45km 39:03 (38:47)
45-50km 38:30 (39:07)
50-55km 34:24 (34:13)
55-60km 40:46 (31:46)
60-65km 40:19 (32:16)
65-70km 37:05 (37:03)
70-75km 30:52 (33:49)
75-77km 11:53 (11:34)

ゴール:9時間57分32秒

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Books

マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間02分57秒 デニス・キメット (ケニア) 2014年9月 ベルリンマラソン (2分55秒/km)

◆男子日本記録 2時間06分16秒 高岡 寿成 2002年10月 シカゴマラソン (3分00秒/km)

◆女子世界記録 2時間15分25秒 ポーラ・ラドクリフ (英国) 2003年4月 ロンドンマラソン (3分13秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間13分33秒 砂田 貴裕 (日本)  1998年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分44秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 58分23秒 ゼルセナイ・タデセ(エリトリア) 2010年3月(ポルトガル・リスボン)(2分46秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分25秒 佐藤 敦之 2007年10月(伊・ウディネ)(2分52秒/km)
◆女子世界記録 1時間05分06秒ペレス・ジェプチルチル (ケニア)2017年2月(RAKハーフマラソン・UAE) (3分05秒/km)
◆女子日本記録 1時間07分26秒 福士 加代子 2006年2月 香川丸亀国際ハーフマラソン) (3分12秒/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)