2011年2月15日火曜日

2011第61回富士宮駅伝

富士宮駅伝 2011年2月13日(日)開催

都内にも雪が降り、天候荒れた三連休でしたが、日曜日に開かれた第61回の富士宮駅伝に参加してきました。

1月末の奥むさし駅伝が抽選漏れの代替レースということで、メンバー集めに苦労しましたが、何とか大会に参加することができました。

土曜日の午後、富士宮へ入りましたが、道中、東名道の御殿場付近では、かなり雪が降っていました。まず、富士宮駅伝のコースを車で下見しました。富士宮市役所から白糸の滝までを折り返す一部周回コースですが、覚悟はしていましたが、坂ばかりのコース、前半1区から3区は上りなので当然きついですが、私が走る4区をはじめ、5区、6区も、途中にきつい上り坂を含む、下り坂のコースで、楽な区間は1つもない厳しいコースに感じました。


夜は、前泊入りしたメンバーで、富士宮やきそばの夕食、駅伝に出るという話をしたらお店の方にビールの差し入れまで頂き、市民の方も駅伝に関心が高そうです。



大会当日、前日と変わって快晴、富士山もくっきりと顔を出しました。冷え込みましたが清々しい朝です。会場の富士宮市役所に向かうと、ランナーでいっぱいでした。優勝候補は、富士登山駅伝でもおなじみの滝ヶ原自衛隊、箱根駅伝の常連の東京農業大学で、レベルの高い大会です。

(東京農業大学は、富士宮市内に農場があり、市と協力関係があり、毎年参加して、東京農大名物の大根踊りの応援も行われました。)

7時半に受付を済ませ、8時に監督会議、8時10分過ぎに、当日入りのメンバーと合流し、走者が揃いました。そこから慌ただしく、出走後の荷物をサポートの方に預け、8時20分過ぎから、主催者が用意したバスに乗り込んで、各中継所に向かいました。

私は4区ということで、第3中継所、スタート・ゴールから一番離れた白糸の滝までバスで30分、ずっと坂道を上っていきました。標高が高くになるにつれ、道路以外は白く雪が積もっていました。気温も低く路面が凍結しているところもありました。

午前9時、第3中継所に到着、大きくて真っ白な富士山が前方に見えました。1区スタートは10時、第4区の出走は11時前後なので、出走までは約2時間あります。とりあえず、ウォーミングアップを兼ねて、白糸の滝まで走っていきました。澄んだ水、青く晴れた空、そして偉大な富士山、流れる滝には、虹も出ていました。

その後、第4区の最初の1キロまで走って、前半の上りの間隔をつかみました。10時を過ぎて、上位争いの速報がアナウンスされます。やはり滝ヶ原自衛隊と東京農業大学の争いのようです。我がチームも、携帯メールで速報が届き、順調に襷リレーが行われているようです。(まあ、私以外はエリートランナーで、国際マラソン出場経験者2名、箱根駅伝経験者1名、この輪の中に入っていいのかというメンバーです。)


10時50分頃、先頭の滝ヶ原自衛隊がトップで襷リレー、2位以降は差が開いているようです。私も走る格好になり、中継所で第3走者を待ちました。11時過ぎ、まだ30チーム前後しかリレーが行われていない中、姿が見えて、襷リレーを行いました。ここでは、先頭から15分後を目安に繰り上げスタートになりますが、全く問題なく、襷がつながりました。


今回は、最初の1キロの上りは攻めて、その勢いで下りきる。という今思えば、無謀な作戦で、最初飛ばしました。前には、東京農業大学の女子陸上部、しばらくは差を開かれずに粘り、調子いいかもと思ったのもつかの間、徐々に離されてきます。1キロ上り切る前に、徐々にペースが落ちてきました。ここからは、後ろから、どんどん快速ランナーに抜かされていきました。1キロ上り切ったところで、かなり力を使って苦しい状態の中、ようやく下りに入りました。

市内から離れた場所ですが、沿道からの応援が多く、励まされ、きつい状態でしたが、何とか頑張って下りました。ここで、また上り坂があり、苦しめられました。そして、ようやく中間地点(3.4km)を通過しました。まだ半分かと思い、中継所までは果てしなく遠く感じました。タイムも14分30秒を越えていて(キロ4分17秒ペース)、最低でも27分台、できれば26分台と思っていたのですが、最初の上り坂もあり設定タイムに遠く及ばず焦ります。

しかし、ここから残りは下りだけ、急坂、緩やかな坂の繰り返しで、足に相当な負荷がかかりながら、下っていきます。こうしている間も、一人、また一人、高校生、中学生、女性ランナーと抜かされて行きました。それでも、ようやく、前方のランナーをとらえ、このレースで唯一の追い抜きに成功しました。

中継所がなかなか現れず、下りの勢いだけで、何とか走っている状態で、また女性ランナーに抜かれると、ようやく中継所が見えてきました。また、急な下り坂を下りきると、ラスト200mは多少下っているはずなのに、上り坂に感じ、なかなか前に進みません。ようやくの思いで、襷を次走者につなげると同時に、倒れこんでしまいました。



結果は28分4秒、最低でも27分台は出したいと思っていたので、かなりチームに迷惑をかけてしまったなと、悔しい思いでいっぱいになりました。

しかし、5区で挽回して頂いて、無事アンカーに襷がつながりゴール、昨年の奥むさし駅伝では繰り上げスタートになったので、富士宮駅伝では、襷が一つにつながりリベンジ達成しました。

今回の自分の走りを今振り返ると、後半は13分30秒でキロ4分を切っていたので、5000mの自己ベストが21分15秒(キロ4分15秒)なので、実力通りの結果だったと感じます。奥むさし駅伝の4区は、だいたいチームで6番目の人が走る区間ですが、今回の富士宮駅伝の4区は、最長区間ということもあり、チームで3番目の人(中には1番目の人も走っていたと思います。)が走っていたと思われ、レベルの違いを感じました。

第4中継所からバスで、ゴール地点の富士宮市役所に戻りに、13時前にようやく、今回の参加メンバーが全員集合しました。

打ち上げは、当然、富士宮やきそば、駅前の「つぼ半」という創業50年を超える店に入りました。大盛り5人前をいっぺんに調理すると、すごいボリュームです。しかし、蒸し焼きのめん、脂っぽくないので、あっという間に完食しました。


富士山、やきそば、駅伝と、富士宮を堪能した週末でした。


第4区 6.8km 28:04  (4:07.6/km) 区間153位 

(前半 14:34 (4:17.1/km))
(後半 13:30( 3:58.2/km))

参加賞:タオル、十六茶

富士宮駅伝
http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/e-sports/ekiden.htm

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)