2010年11月24日水曜日

名古屋ハーフマラソン2010

11月23日(火)
朝4時起床、雨風が激しい中、5時に家を出て、品川発6時の新幹線で名古屋に向かいました。

静岡あたりで、雨は止み、名古屋に到着するころには晴れてきました。

名古屋から地下鉄で20分、会場の瑞穂陸上競技場に8時過ぎに到着しました。
東海地方で最大規模の大会、競技場は大混雑でした。






競技場内に(何故か阪神タイガースの)レジャーシートをドラゴンズの地元で遠慮しながら敷いていつものようにウォーミングアップがてら、周辺を散策しました。



競技場隣の広場で、出店があり、バナナや羊羹が無料配布されていたので、しっかり頂いてきました。また、甘酒も振舞われており、それも頂きました。(ノンアルコールだったようです。)


開会式では、最近何かと話題の河村市長が、いつものように名古屋弁で挨拶してました。


スタート30分前、公認の部の最終点呼があり、スタート地点に向かいます。荷物はスタート地点で預かってくれます。スタート10分前には招待選手も並び始めました。テレビカメラ、リポーター、空には中継ヘリ、一流選手になった気分です。



優勝したマサシ選手











9時55分、地元テレビ局の中継が始まり、競技場内のビジョンに映し出されました。気温14度、7mの風、競技場内ではあまり感じませんが、ロードに出てから相当影響しそうです。




午前10時、約400人参加の公認ハーフの部がスタートしました。スタートからケニア人の3選手が飛び出しました。その勢いにつられて、いつもより速いペースで走り出してしまいました。競技場を2周と4分の3周するのですが、1周を終えて競技場のビジョンを見ると、早くも先頭の3人が近づいてきました。

そして、競技場を出る直前、マサシ、モグス、ジャコブのケニア3選手の周回遅れにさせられました。3選手のスピードと無駄のないフォームを間近で見られて貴重な体験です。

そして最終周、競技場内での1キロ地点は、4分半、オーバーペースで通過して、ロードに出ました。コースは名古屋国際女子マラソンのラスト10キロ強のコースを往復します。前半は向かい風、後半は追い風になります。

広い道路を数百人だけが独占して走っているので、とても気持ちよく、時より強烈な向かい風が吹いているのですが、ついついペースが上がってしまいます。

5キロ地点は、23分10秒で通過、いわい将門ハーフの時より8秒遅いタイムですが、その時は、追い風・下り、今回は、向かい風・上り、明らかにオーバーペースです。

その後、左折すると、まともな向かい風に、さすがにペースも落ちてきました。8キロ過ぎか、折り返してきた先頭集団とすれ違いました。ケニア人3選手がデットヒートを続けています。大分離れて日本人集団ともすれ違いました。ちょうどそのころ、10時10分にスタートした一般の部のランナーに抜かされはじめました。

5キロ~10キロのラップ23分52秒、まともな向かい風でペースが落ちましたが、折り返せば追い風、挽回も可能です。中間点は49分40秒あたり、100分ペースで、折り返しました。



追い風で、ペースを上げていきますが、10分前スタートの一般の部のランナーにどんどん抜かれます。抜かれて当然なのですが、気分的に沈んで、ペースが上がりきれません。道路の反対側地点では、関門があり、数百人のランナーがひっかかり、バスに乗せられています。

※一般の部は8.8キロで49分(キロ5分34秒)の厳しい関門制限があります。公認の部は10分早くスタートできますので、実は一般の部より関門が緩やかです。

追い風にのりきれず、10キロ~15キロは23分34秒、自己ベストを狙うには、23分ちょっとで行きたかったのですが、やはりペースが上がり切らず、風を考慮したら、むしろペースダウンしています。追い風に助けられていますが、完全に失速に近い状態になっています。

自己ベストの更新は諦めて、100分切りに目標を下方修正して、残り6キロ走ることにしました。残り5キロ地点、10キロの部の折り返し地点で、大量のランナーと合流します。今まで広い道を限られたランナーで走ってきて、急に道いっぱいに埋まるランナーの集団の中に入って、ちょうと戸惑ってしまいました。ただ、今度は、常に10キロの部のランナーを追い越して走っているので、気分は回復してきました。

15~20キロは、23分57秒、ペースダウンもかろうじて23分台は維持、キロ5分でいけば、100分切りは達成できそうです。10キロとハーフは、ゴール地点が異なるので、再び、ランナーの数が少なくなってラストスパート、吐き気をもよおして、再びペースダウンするも、何とか競技場内へ、時計を確認して、ぎりぎり間に合うことを確信して、ゴール。

1時間39分44秒











ということで、何とか2週連続100分切りを達成しました。
もう少しペース配分を考えれば、自己記録を更新できた可能性もあっただけに残念ですが、悪いなりに最後は持ちこたえました。来年度は、ナゴヤウィメンズマラソンに統合されるので、名古屋ハーフマラソンとしては、今年、最後の大会、エリートランナー気分を味わえて、いい経験をさせていただきました。

その後、バスで熱田神宮へ行き、参拝、そして、熱田神宮界隈にお店が多いひつまぶしを食べようかと思ったのですが、境内に美味しい匂いが漂っていたので、それにつられて宮きしめんのお店に立ち寄り、「名古屋コーチンきしめん」を食べました。走った後の麺類はやっぱり美味しいです。
http://www.miyakishimen.co.jp/04_shop/index.html#atsuzingu



















(※熱田神宮は、全日本大学駅伝のスタート地点、出雲大社、箱根も行ったことがあるので、あとは伊勢神宮(全日本大学駅伝のゴール)に行けば、大学三大駅伝制覇です。)

ひつまぶしは、名古屋駅に戻って、駅ビルで弁当を買って、家で食べました。1杯目はそのまま、2杯目は薬味を入れて、3杯目はお茶漬けで食べました。弁当でも美味しかったです。
http://www.hitsumabushi.jp/jr.htm










帰りは、旅費節約(ひつまぶし購入?)のため、新横浜で下車したのですが、ちょうど日産スタジアムでマリノス対レッズの試合が終わった後で横浜線・東横線は大混雑、もみくちゃになりながら、何とか自宅に戻りました。
<スプリットタイム>
0- 5km 23:10
5-10km 23:52
10-15km 23:34
15-20km 23:57
20-Goal 5:11

1時間39分44秒 

参加賞:Tシャツ、バーム、(バナナ、羊羹は、会場で無料配布していました。)

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)