2010年7月26日月曜日

2010わかさぎマラソン (青森)














7月24日(土)ハーフマラソン

あまり意識はしていなかったのですが、最近は色々な方から「マラソンで47都道府県制覇したのですか」と聞かれることが多くなり、47都道府県制覇まであと15県、今回は東北で唯一出場していなかった青森県の大会に参加することにしました。

青森県は、弘前白神アップルマラソンに参加してみたいのですが、別海町パイロットマラソンと重なるので出られず、他に面白そうな大会を探していて、わかさぎマラソンを見つけました。

しかし、レースは土曜日午前10時のスタート、場所は八戸から電車とバスで1時間、三沢空港から車で40分の距離です。

会社の休暇をとらずに参加するには、飛行機では間にあわず、新幹線なら前日東京発20時で八戸23時過ぎ着で前泊となるとかなり慌ただしいスケジュールで難しい。
色々と考えた結果、東京、池袋から八戸・十和田湖行きの夜行高速バスが出ていることが分かり、これであれば宿泊代も節約でき一石二鳥ということで、7月23日の金曜日、仕事を終えて、一旦家に帰り準備して22時20分池袋発の夜行バスに乗り込みました。

久しぶりの夜行バス、車内は学生が多いのではと想像したのですが、実際は年齢層が高く、ちょっと驚きました。座席は個別に3列になっていて、リクライニングもかなり倒れるので、十分に睡眠がとれる環境です。とはいいつつ、やはりお尻が痛くなったりして、睡眠時間はトータル4~5時間くらいだったと思います。



朝6時半、予定より10分ほど早く、八戸の馬場バス停で下車しました。このバスは八戸駅には停まらないので、馬場バス停から、徒歩と路線バスで八戸駅を目指しました。しかし、歩き始めたら、いきなり土砂降りの雨で、傘を差していても相当に濡れてしまいました。猛暑日の続く東京と比べてかなり涼しさでした。

始発の路線バスに乗車でき、7時頃に八戸駅に到着、八戸駅からの電車は7時38分発なので、余裕をもって間にあい、駅で朝食をとる時間もとれました。

八戸駅から会場最寄りの上北町駅まで30分、そこから送迎バスで20分、大きな湖、小川原湖が見えてきました。小川原湖は、わかさぎが名産ということで大会名になっています。(地名が全くつかない大会も珍しいですね。場所は青森県東北町です)

会場の公園は、湖に面していて、キャンプ場や湖水浴場があります。この週末は湖水まつりが行われ、マラソンの他、いかだ大会、花火大会や各種イベントも行われるそうで、静かな町が多くの人で賑わっていました。三沢基地も近いので米軍とその家族と思われるランナーも見かけられました。

受付では、遠方賞ということで、参加賞のTシャツ、ちくわ、りんごジュースの他に、わかさぎの佃煮、タオルを頂き、遠くから来た甲斐がありました。


森の中にシートを敷いて準備して、午前10時ハーフマラソンの部がスタートしました。雨がやんで曇り空、30度近くありますが東京よりは涼しい気候、出走者も500人に満たないので混雑もなく、ゆっくり走る予定が、この1カ月5000mの練習してきた影響で最初の1キロが4分40秒とこの時期にしてはかなりのハイペースでスタートしてしまいました。


しかし、10分ほど経過したら、気温はそれほどないのですが、湿度が異常に高く、このまま走ったら大変なことになると思いペースを落としましたが、最初の2キロ飛ばしたことで、あっという間に体力が消耗しはじめ、5キロ過ぎた頃にはヘロヘロになってしまいました。

湖畔沿いのコースですが、生温い、湿った風に苦しめられ、2.5キロごとの給水では、がぶ飲み状態でした。折り返しに近づき上りになり、10キロのラップは30分を超えて、もうウルトラマラソンのペース。もう来週の奥武蔵ウルトラマラソンの予行練習だと切り替えて、ペース維持に努めました。

折り返してからは、多少楽になりましたが、ペースは上げられそうにありませんでしたが、他のランナーもこの湿気の多い暑さには苦しんでいるようで徐々に順位は上がっていきました。

15キロを通過したころには、空が暗くなりはじめ、今にも雨が降り出しそうな天気、走っている分には恵みの雨ですが、大部分の荷物は屋根のないところに置きっぱなしだったので、雨が降り出す前にゴールしようとペースを上げようとしたのですが上がりません。

17キロ過ぎについに大粒の雨が降り出してしまいました。おまけに携帯電話を持って走っていたので、濡れないように手でガードしたのですが、完全に濡れてしまっていてピンチです。10数分降り続いて、20キロ地点前に雨は上がりました。

ラスト1キロもペースが上がらず、フラフラのゴール、2時間4分でのゴールでした。

ゴール後、ポカリスエットは900mlのペットボトルを頂きましたが、暑かったのであっという間に飲み干してしまいました。そして、荷物の置き場所に戻ると、案の定、服やタオルなどがびしょ濡れになっていました。着替えだけは、荷物預かり所に預けていたので助かりましたが、ブルーな気持ちになりました。

気を取り直して、ゴール後はかき氷と、名物のしじみラーメンを食べて、バスの発車時間まで抽選会に参加(かなりの本数、いい商品が出ていたのですが残念ながら当たらず)して、会場を離れました。


会場からバスで乙供駅まで行き、そこから歩いて、日本一黒い湯の東北温泉に行きました。湯は黒いですが、匂いはなく、熱めのお湯でした。露天風呂もあるのですが、入浴料は270円と格安でした。
http://www.touhoku-onsen.com/index.html

その後は、電車で八戸に戻って、市内を散策しました。八戸は結構、大きな街で、中心部は賑わっていました。

八戸といえば、美人すぎる市議が有名ですが、似顔絵入りのお土産も売られていました。
(市内を歩いていて、八戸の女性は色白の方が多い気がしました。)


大きな市場の八食センターでは、お寿司を食べお土産を買い、帰りは新幹線で土曜日のうちに家に戻りました。
http://www.849net.com/

高速バスでの遠征は、時間を有効に活用できていいのですが、長時間乗車はさすがにお尻が痛くなり、レースでしっかり走るにはちょっと厳しいかなと思いました。

<LAP TIME>
0- 5km 25:48
5-10km 31:11
10-15km 30:19
15-20km 30:30

ゴール 2時間4分53秒


参加賞:Tシャツ、ちくわ、りんごジュース
遠方賞:わかさぎの佃煮、タオル
参加費:2500円

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)